愛知・名古屋アジア大会陸上男子200メートル決勝(27日、パロマ瑞穂スタジアム)で19秒88をマークして金メダルに輝いたプリポル・ブーンソン(タイ)が、母国の洪水被害について心境を明かした。
100メートル決勝で9秒90をマークして優勝したブーンソンは、この日も序盤から積極的な走りを披露。コーナーから加速すると、他の選手を寄せ付けない圧倒的な走りを見せた。タイメディア「タイ・ラット」は「プリポル・ブーンソーン選手は、2026年アジア大会の男子200メートル走で金メダルを獲得し、歴史に名を刻んだ。彼はこの種目で記録も更新し、アジアの大会で2つ目の金メダルを獲得した」と報じた。
同メディアによると、レース後のブーンソンは「今はすべてが解き放たれたような気持ち。自分に約束したことはすべて果たせられた。ここまで来られたことに感激している。母、家族、そしてタイのファンのみなさんに感謝したい」と満面の笑み。3冠がかかる28日の400メートルリレーに向けては「プレッシャーはそれほど強くはないものの、全力を尽くすつもりだ」と語った。
タイの首都・バンコクでは連日の大雨で洪水被害が発生。約5万2000人が被害を受けている。ブーンソンは「現在洪水の影響を受けているすべてのタイのみなさんに、強くあり続け、この困難を乗り越えてほしいと願っている」とコメント。祖国のために最後のレースも全身全霊で戦う構えだ。












