巨人が25日の広島戦(マツダ)に2―3で敗れ痛恨の連敗。同カード1勝3敗と手痛い負け越しに終わった。

 首位・阪神を2ゲーム差で追う巨人。これ以上は負けられない一戦必勝の戦いが続く中、この日は先発の井上が序盤から快投。4回には泉口の悪送球、8回には大城の後逸と味方の守備の乱れから失点に繋がる場面がありながらも8回途中3失点、10奪三振とゲームメークに成功した。

 一方の打線は3点ビハインドから5回に大城の適時打、9回に泉口の適時内野安打で1点差にまで詰め寄ることに成功したが、反撃はここまで。同カードは4試合すべてで先制点を献上&2得点以下と打線が勢いを欠き、マツダスタジアムでの今季最終戦は黒星締めとなった。

 敗れた3試合とも2点差以内という僅差での敗戦となった巨人。橋上秀樹監督代行(60)は「なかなか4試合とも同じような感じでね。先に点を取られてなかなか主導権を握れずに、打線の方もなかなか活発にはいきませんでしたね」と渋い表情を浮かべたが、力投した井上については「本当に頑張って投げてくれました。若干こちらが引っ張りすぎたかなっていうところもありましたけど、チームの勝ち頭でもあるし、最後はそこに託しました」と労った。

 首位・阪神も同日に行われたDeNA戦に逆転負けしたためゲーム差の変動はなし。それでも厳しい状況は依然として変わらず、阪神の優勝マジックは6から5に減った。大逆転を期す指揮官は「確かにどんどん苦しくなってくるのは理解できるところだと思う。ただ苦しくなっても、可能性があるうちは目一杯やるっていうのは当たり前のこと。応援してくれている方もたくさんいらっしゃるわけですから、諦めるわけにはいかないですから、可能性がなくなるまでは全力で(阪神を)追い続けたいと思います」と前を向いた。