悔しさを糧にする――。バレーボール女子のアジア選手権(29日、中国・天津)、準決勝が行われ、世界ランキング6位の日本は同17位のタイに1―3で敗戦。最速での2028年ロサンゼルス五輪出場権獲得とはならなかった。

 第1、2セットを連取された日本は第3セットを25―20で奪ったものの、第4セットはタイの前に屈した。セッターとしてチームを引っ張った関菜々巳(ブストアルシツィオ)は「ここで勝つためにやってきたので、その舞台で自分たちの実力を出し切れなかった。自分たちの弱さが出た」と声を詰まらせた。

 27日の準々決勝前は主将の石川真佑(エジザジュバシュ)らとコミュニケーションを交わすなど、常に最適なトスを上げるための努力を続けてきた。この日は石川がチーム最多の23得点をマークするなど、司令塔としての役割を全うした。

 それでも「一人ひとりできることをやってきた。このチームを誇りに思うが、勝てなかった事実がある。序盤しっかりパスが返ってきたが、そこからのコンビ展開でアタッカーを乗せることができなかった」と表情を曇らせた。

 目標の優勝には届かずも、五輪への道が閉ざされたわけではない。リベンジに向けて「もっともっと強くなりたい。日本バレーがここで終わらない姿を次見せたい」と誓いを立てた。