女子プロレス「スターダム」の〝女帝〟舞華が祭典「5★STAR GP 2026」優勝の先にワールド王座…、ではなくSTRONG女子王座への挑戦を見据えた。

 24年大会で史上初の全勝優勝を果たした舞華は、長期欠場を経て2年ぶりに祭典に出場。19日後楽園大会では飯田沙耶を破り4強進出を決め、カムバック優勝まであと一歩に迫った。

 例年優勝者は、団体最高峰のワールド王座へ挑戦するのが通例となっている。しかし取材に応じた女帝は「狙ってるベルトは赤じゃないってことだけは伝えておきます」とこれを否定。「挑戦したいのは世界で輝けるようなベルト2つ…まあIWGP(女子)かSTRONGって想像できますよね」と明かし、特にSTRONG王座への興味を示した。

 現在同王座は米国・AEWのアレックス・ウィンザーが所持。タイトルマッチが行われたのは飯田沙耶とのV1戦(4月、米・ネバダ州ラスベガス)が最後だ。「世界を飛び回るようなチャンピオンになりたい」と夢見る舞華は「赤いベルトは日本国内で持ってた方が輝くっていうのが私の考え」と方向性の違いを説明。その上で「今STRONGって誰が持ってる? ってなってるじゃないですか。あんな雑にベルトを放置してるヤツより、私が持ってた方がベルトも喜ぶでしょ」と主張した。

 さらには昨年ワールド王者として団体の知名度を拡大させた上谷沙弥を引き合いに「その勢いは私にはつくれなかったからこそ、私は世界に発信してスターダムをバズらせたいんです」とライバル心からの決意であることも明かす。〝既定路線〟からの脱却で団体を新たな地平に導くことはできるか。