第108回全国高校野球選手権大会第6日第2試合は横浜(神奈川)が沖縄尚学に7―2と快勝。プロ注目の157キロ右腕・織田翔希(3年)の好投で〝V候補対決〟を制し、好スタートを切った。
織田の変化球が冴えわたった。球威あるストレートで追い込み、右打者から逃げる縦のスライダーで空振り三振。最速154キロの速球と切れ味抜群のスライダーとフォークで連打を許さず、時折、笑顔を見せながら12奪三振の快投で昨夏覇者を圧倒した。
打線は序盤から好投手・末吉(3年)を捉え、2回に3本の長短打を浴びせて2点を先制すると、3回にも追加点し、早々にKO。沖縄大会で台頭してきた2番手の久高(3年)にも6回に襲い掛かり、打者一巡の猛攻で4点を加えた。
織田は完投目前の9回二死から2番手左腕の小林(2年)と交代。最後は右翼に回って勝利のサイレンを聞いた。昨夏王者に快勝し「内容はよくなかったところはあったが、打者を見てコースを突いて配球を組み立てた。とにかくチームを勝たせたかった。154キロ? 球速より変化球で空振りを取ることができたのでそっちの方がうれしい」と充実感をのぞかせ、沖縄尚学について「末吉もいて意識する部分があったけど、素晴らしいチームに勝ててうれしい」と表情を緩めた。
最大の敵を初戦で撃破。村田監督は「しっかり選手たちが準備してくれたのでこのような結果が生まれた。選手に感謝したい」と選手を労い、織田について「負けない投手ということを追求してきた。織田が笑顔でいれば選手もスタッフもスタンドもみんな笑顔になる。ヒマワリのような人間。もっと笑顔が出るような試合にしたい」と満足そうだった。












