卓球のWTTチャンピオンズ横浜最終日(9日、神奈川・横浜BUNTAI)できょうだいVを果たした兄・張本智和(トヨタ自動車)と妹・美和(木下グループ)が喜びに浸った。

 先に行われた女子シングルス決勝で美和が陳幸同(中国)に4―2と快勝。男子シングルス決勝でオ・ジュンソン(韓国)と対戦した智和は「先にやる方も後からやる方も緊張する。もちろん(美和に)勝ってほしかったけど、勝ったら勝ったでプレッシャーもある」と苦笑いで振り返るが、4―1で勝利を収めた。

 WTT主催大会のシングルスでのきょうだい優勝は、一昨年のコンテンダー・チュニスで達成済み。しかし、チャンピオンズでは今大会が初めてとなる。美和は「本当にうれしい。一緒に優勝したかったけど、自分が頑張らなきゃいけなかったのでうれしい」と満面の笑みを見せた。

 ともに世界の第一線で戦う最強きょうだい。もちろん刺激となっており、智和は「一番応援している選手だし、一緒にダブル優勝をもっといろんな舞台で重ねていきたい」と決意を新たにし、美和は「本当にお兄ちゃんとしても選手として本当に尊敬している。まだまだこれからも一緒に優勝できるように頑張りたい」と力を込めた。

 目標は息ぴったりだった一方で、試合後のご褒美に関しては意見が割れた。美和は「焼肉」と話したものの、智和は「僕は歳をとったので寿司で」とニヤリ。寿司と答えた理由に関しては「焼き肉はもう食べれない。1~2年くらい前から煙がダメで…。でも焼肉弁当は好きです」と笑いを誘った。