スダリオ剛が9日、都内で格闘技イベント「RIZIN.54」(8月11日、トヨタアリーナ東京)の試合前インタビューに応じ、海外で研さんを積んできたことを明かした。

 スダリオは同イベントにて、酒井リョウとの「RIZIN JAPAN GP ヘビー級トーナメント」1回戦に挑む。「1年半たたないくらいぶりの試合で、すごい楽しみな気持ちが強い。酒井選手はXで僕を下げるような言い方をしていたこともあったし、いつか分からせてやろうと思っていたので、いい機会だと思う」と闘志を燃やした。

 試合がなかった期間には「ブラジルに1人で2か月くらい行っていた」と打ち明け、「スタンディングとかの技術を徹底的に教えてもらったりして、苦手な部分を克服した」と特訓の成果を語った。

 異国での単身生活でカルチャーショックを受けたというが、その経験は大きな糧にもなったという。「あそこは銃社会で、突きつけられたりも結構ある。わざわざ夜のスラム街を1人で歩いたりした。そういう『絶対ダメだよ』って言われることにもトライしたりして、動物として強くなった」と不敵な笑みを浮かべた。

 初戦を突破すれば、上田幹雄とエドポロキングの勝者と激突する。スダリオは余裕を漂わせながら「上田とやったらリベンジ戦になるし、エドポロとやったら幻想をつぶしたいとなる。僕としてはどっちが上がってきても楽しみ」と先を見据えた。

 武者修行で野性味を増した怪物がトーナメント制覇へ猛進する。