落語家・立川志らくが29日、ユーチューブチャンネル「公式 志らく劇場」を更新し、22日に慢性心不全のため、86歳で死去したタレントの板東英二さんについて語った。
板東さんは元プロ野球・中日の投手で、引退後、タレントに転身して大活躍した。中日ファンの志らくは、中日のユニフォームを着用して動画をアップし、「板東英二さんがお亡くなりになりました。板東英二さんと言うと、わが中日ドラゴンズの大スターでございます」と話した。
さらに「野球選手がタレントになるということはよくあることですけども。司会をやる、バラエティー番組の。さらには役者としても、日本アカデミー賞まで受賞するという。そんな野球選手は板東英二さん以外いないでしょうね」と功績をたたえた。
板東さんが日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞したのは、故高倉健さんと共演した1989年公開の映画「あ・うん」だった。ただ志らくは「私はね、方々でこの映画版の『あ・うん』をこき下ろしてきた。と言うのが、(原作者の)向田邦子が生きてる時に脚本を書いたNHKの人間ドラマ『あ・うん』、これがあまりにも素晴らしかった」と話した。
これは80年にNHKで放送された「ドラマ人間模様 あ・うん」のこと。志らくは「私はすべてのテレビドラマの中で1本挙げろと言われたら『あ・うん』なんですよ」。一方、映画については「向田邦子の脚本、NHKのドラマと比べると…。降旗(康男)監督がメガホンとっても、このくらいのものしか作れねえのかな」と話した。
ただ板東さんが日本アカデミー賞を受賞したことは「素晴らしいこと」と志らくは指摘。「板東さんの魅力なんでしょうね。芝居うんぬんで勝負してるんじゃない。やっぱ自分の存在、魅力…。肩の力抜いたというね」。さらに「ホントに自然体に芝居をしてアカデミー賞を受賞した。これはやっぱり板東英二っていうのはすごい役者だったんだなって、私は評価します」と話していた。












