北中米W杯で躍動した日本代表MF中村敬斗(25=スタッド・ランス)が20日、都内でトークイベントに登壇。W杯を終えた現在の心境や新シーズンへの意気込みを語り、ステップアップ移籍への思いをにじませた。
まずは1次リーグのオランダ戦(6月14日、米国・ダラス)での得点シーンに言及。「素直にめちゃくちゃうれしかった。W杯初出場で初ゴールだったし、強豪国相手で1点リードされている状態だったので、喜びが爆発した。完全に本能のゴールでイメージ通りだった」と振り返った。
一方で最終的な結果は「自分たちが目標としていたものにはならなかった。本当に悔しさが強かったが、この経験が必ず大事な試合や苦しいときに生きてくる」と真摯に受け止める。
世界の厳しさを味わったものの、今大会のチームについて「まとまりがあって団結力もすごくて、最高のチームだった」と胸を張り、「ベテラン選手やMF南野拓実(モナコ)選手が、僕のような初出場で緊張している選手にうまく声をかけてくれて助かった」と感謝を口にした。
話題は日本サッカーの未来にも及んだ。中村はW杯決勝(19日、米国・ニューヨーク)の結果しか見ていないというが、森保一監督が「日本が目指すべきはスペインのようなサッカー」と発言したことを受け、「スペインのようにしっかりとつないで、どんなに身体能力の高いチームでも倒していくっていうのは、1つ僕らが目指すべき場所ではあると思う」と理解を示した。
新シーズンに向けては「(W杯で)1つや2つじゃなく、自分の総合的な力をもっと上げないといけないと感じた。4年後リベンジということになるが、個人として日々の環境を上げるのがすごく大事かなと思う」とさらなるレベルアップの必要性を強調。
昨季はフランス2部で14ゴール2アシストをマークしたが「どこのチームでやってもサッカーはサッカーなので、結果にこだわっていきたい。よりレベルの高い環境で、去年よりも多くゴールとアシストを出せればいいかなと思う」と力を込めた。果たして今夏のステップアップを実現できるのか。












