初のNetflix(ネットフリックス)による独占中継は米視聴者にとって不満だったようだ。「ニューヨークポスト」紙は13日(日本時間14日)、「ウィル・フェレルのホームランダービー解説がネットフリックスの放送に対する怒りのファンの不満の先頭に立つ…『ひどい内容だ』」との記事を配信した。

ベテランコメディアンのウィル・フェレル(ロイター)
ベテランコメディアンのウィル・フェレル(ロイター)

 フィラデルフィアで行われた球宴前夜恒例のホームランダービーをネットフリックスが初めて米国内で独占中継した。「サタデー・ナイト・ライブ」や映画「オースティン・パワーズ」に出演したベテランコメディアンのウィル・フェレルが会場のシチズンズ・バンク・ボールパークの特別席に座った。

 だが同紙はフェレル氏の起用を歓迎するファンの声と共に批判の声を掲載。「これが過激な意見かどうかは分からないが、私はフェレルが我慢できない。彼が出演している作品はどれも即座に見る気がうせる」「フェレルが面白かったのは(ヤンキースの)ベン・ライスがオムツをしていた頃だ。もう二度と彼を画面に映さないでくれ」とアンチの声を取り上げた。

 さらに肝心のダービーでのカメラワークにもブーイングが飛んだ。視聴者の1人は「ダービーのフォーマットは修正されてほぼ完璧になったけど、ネットフリックスはスイングの90%で想像を絶する最悪のカメラアングルを使っている」と嘆いた。

 実際、最も知りたいはずの選手の打球速度や打球角度などデータ表示がなく、「これは私が今まで見た中で最悪のホームランダービー中継の一つだ。スイングをほとんど映していない。打球速度も映っていない。常に間違ったカメラアングルを使っている。昔のネットフリックスのひどい番組だ」と不満をつづった。

 もちろん初めての試みだっただけに同情の余地はあるが…。来季の中継権はどうなるのか注目だ。