ドジャース・大谷翔平投手(32)が7日(日本時間8日)、本拠地ロサンゼルスでのロッキーズ戦で日本選手初となるMLB通算300本塁打の偉業を達成した。

 その瞬間は早々と訪れた。初回の第1打席で相手先発右腕・ロレンゼンが投じた甘く入ったシンカーを強振。低弾道で中堅方向へ一直線に飛んでいった打球はフェンス左に飛び込み、この日の1スイング目で大台に到達した。今季は開幕から投打の二刀流でプレー。その中で6年連続の20号もクリアしてみせた。

 大谷の快挙は米メディアでも瞬く間に速報されたが、300号は通過点としかみられていない。「クラッチ・ポインツ」は「この二刀流スターがいかに類まれなる才能の持ち主であるかを物語る上で特別なものだったが、歴史的に見ても意義がある。プロ・ベースボール・レファレンスによると、MLBの100年以上の歴史の中で大谷は300本塁打クラブ入りを果たした167人目の選手だった。この偉業を最初に成し遂げたのは、1925年のベーブ・ルースだった。大谷と同様にルースも二刀流選手で、この偶然の一致はさらに特別な瞬間となっている」とまずは称賛した。

 その上で早くも今後に目を向け「現在20本塁打で残りはおよそ70試合となり、大谷が昨季の自己最多記録である55本に並ぶとは想像し難い」と予想。ところが「約70試合で35本塁打を放てる選手がいるとすれば、大谷にほかならない。なぜなら、目の前の障害が立ちはだかった時、彼はたいていそれを乗り越える方法を見つけ出すからだ」と占った。

 2試合に1発ペースでシーズンを送ることはさすがに厳しそうなものだが、すでに幾多の常識をぶち破ってきた大谷であれば本当にやってしまうかもしれない。