ドジャースがナ・リーグ西地区の首位を独走し、3年連続のワールドシリーズ優勝へバク進している。
7日(日本時間8日)のロッキーズ戦前の時点で2位のダイヤモンドバックスにも14ゲーム差。すでにシーズンの半分以上を終え、誰も寄せつけない「1強体制」を築き上げている。5月中旬に一時的ながら首位の座を明け渡したパドレスとの本拠地4連戦(2~5日(同3~6日)は、スイープこそ逃したものの3勝1敗。追随を許さず、かえって3位に転落させた。
球団の専門メディア「ドジャース・ウェー」はこの日、返り討ちにされたパドレスに「サンディエゴに残っていたわずかな自信さえも巨大ハンマーで粉砕するような結果だった」と追い打ちをかけ「パドレスはライバルというよりも必死に打開策を模索しているチームのように映った」と〝ライバル失格〟の烙印を押した。
両チームの関係はまさにバチバチで昨年の直接対決では両軍が入り乱れる乱闘騒ぎも勃発。本場のファンも最も白熱する好カードの一つとなっている。ただ、現状はドジャースの圧勝。中でも同メディアが「圧倒的な強さを如実に示した決定的な瞬間」としたのはドジャースが3―0で完勝した3戦目(4日=同5日)だった。
パドレスは2点ビハインドの8回に守護神のメイソン・ミラー投手(27)を投入。9イニング換算で16三振を奪う難攻不落の右腕を、セーブシチュエーションでもない劣勢の展開で送り出したことに象徴されているという。同メディアは「パドレスの看板であり、鉄壁の抑え投手であるミラーがついにドジャース戦で登板機会を得た。しかし、それは2点をリードされた状況だった。守るべきリードがなく、彼自身も登板を重ねる必要があったからだ」と指摘した。
当時のパドレスは連敗地獄にハマり、ミラーが最後に登板したのは6月29日(同30日)のカブス戦だった。そこから4試合連続で登板機会が訪れず、本来の役割とは異なる場面でやむを得ず投げるハメになったとみている。しかもフリーマンに100・2マイル(約161キロ)の剛速球をはじき返されて1点を献上。追い詰められた立場の起用法と結果がパドレスの現状を物語っているという。
同メディアはあまりにも一方的なシーズンに「パドレスが諦めるのはまだ早いかもしれない。才能ある選手はいるし、プレーオフ出場枠が拡大された昨今、進出できるチームはある」と同情的になりつつ「しかし、8連敗を喫し、クローザーがリードを守る機会すら得られない状況は決して望ましいことではない」と結局最後は突き落としている。











