サッカー北中米W杯でベスト16敗退となったメキシコのハビエル・アギーレ監督(67)が退任を発表した。

 決勝トーナメント2回戦(5日=日本時間6日、メキシコ市)、メキシコはイングランドに2―3で敗れ、1986年メキシコ大会以来9大会ぶりのベスト8進出はならなかった。

 同国スポーツメディア「MedioTiempo」によると、試合後の記者会見でアギーレ監督は「夢はここで終わった。私は代表チームに、そしてエスタディオ・アステカ(同試合が行われたスタジアム)に別れを告げる。これがここでの最後の試合となった。長年を経て大きな誇りを胸に、そして私のサッカー人生の多くをここで過ごしたからこそ、万感の思いとともにこの場を去る」と語ったという。

 また同メディアはアギーレ監督が「ラファエル・マルケスと熱い抱擁を交わした。これから素晴らしい4年間が待っている彼が後を引き継ぐことになる」と後任について明言したことも報じた。

 マルケス氏は現役時代、スペイン1部バルセロナで数々のタイトルを獲得し、メキシコ代表DFとしても148試合に出場したレジェンド。2024年からはアギーレ監督のもとで代表のアシスタントコーチを務めており、監督就任は「継続性のある決定」と報道されている。

 アギーレ氏はこれまで、スペイン1部アトレチコ・マドリードなどの監督を歴任。14~15年には日本代表を指揮した。メキシコ代表を率いるのは今回が3度目で、W杯にも3度挑戦したが、結果はいずれもベスト16だった。