サッカー北中米W杯1次リーグF組最終戦日本―スウェーデン(米国・ダラス)は、ロシアメディア「sports.ru」にとっても注目のカードだった。

 引き分ければ、日本が組2位、スウェーデンが組3位で決勝トーナメント進出が決まる一戦。2試合を終えた段階で日本とオランダはともに勝ち点4だったが、総得点はオランダが1点上回っていた。オランダは最終戦で最下位のチュニジアと対峙したため、試合前の段階で1位通過は厳しいとの見方があった。

 実際は日本とスウェーデンが1―1で引き分け。オランダはチュニジアを3―1で下した。オランダが1位、日本が2位、スウェーデンが3位で決勝トーナメントにコマを進めた。この結果を受け同メディアは「日本とスウェーデンは引き分け、両チームともプレーオフ進出を決めた。これは共謀か、それとも真剣勝負か?」の見出しで検証記事を掲載した。

 前半は日本、スウェーデンともに決め手を欠いて無得点だった。その要因について「日本は組織的で守備陣を崩すのにいつものように苦労する。そのため、スウェーデンはゴールから遠ざかる方向にパスを回し、スペースを探すことが多い。スウェーデンは単に前進する選択肢を無視したわけではない。むしろ、より多くの労力を必要とする不利な状況に陥ったため、無理をしないことを選択したのだ」と指摘。スウェーデンが消極的だったわけではないと言い切った。

 後半は互いに1点ずつを取り合った。「慎重な作戦にもかかわらず、両チームとも見せ場はあった。スウェーデンは同点に追いついた後も落ち着きを保てなかった。つまり、スウェーデンは本当に勝ち点3が欲しかった。日本は守備的な戦い方をしていたが、チャンスを伺いながら、新たな機会をつくり出していた。攻撃面では傑出した試合とは言えなかったが、引き分けに終わるような試合ではなかったことは確かだ」と分析。ともにドローは求めた結果ではではなく、真剣勝負だったと断言した。