タイガースのサイ・ヤング勝左腕のタリク・スクバル投手(29)が〝恥ずかしい〝アクシデント〟に見舞われた。復帰3戦目となった24日(日本時間25日)の本拠地ヤンキース戦は、ライバルと認めるベテランのゴールドシュミットに2本塁打を浴びるなど6回を4安打、4失点で4敗目。試合後は「この経験が成長させてくれる。よりよい自分になるための原動力になる」と前向きにとらえ、ゴールドシュミットには「彼は本当に優れた打者で左投手に非常に強い。素晴らしいキャリアを築いてきたし、私も何本も打たれた」と地元メディア「ザ・デトロイトニュース」などを通じてたたえている。

 予期せぬ〝珍〟事態が起きたのは同点の3回だった。一死走者なしからシューマンに初球を投じた後、股間を抑えて表情をくもらせた。投球動作の中で太ももで〝デリケートゾーン〟を挟む形になったようで、うずくまって激痛に耐えた。あわてて女性トレーナーら数人のスタッフがマウンドに駆け寄り、時折笑顔を見せながら回復を待った。

 不屈の左腕はベンチに下がることなく、続投を決意。シューマンを左飛に打ち取ると、続く1番・ゴールドシュミットに左翼席に2打席連発となる14号ソロ運ばれ、勝ち越しを許した。スクバルは「もし勝っていたら冗談にしていたでしょう。実際に起きたことは、みなさんが想像した通りです。筋肉の問題ではありません」とまさかの事態に苦笑いを浮かべた。