北中米W杯1次リーグF組第2戦の日本―チュニジア戦(メキシコ・モンテレイ、20日=日本時間21日)を前に、チュニジアメディアが〝番狂わせ〟を期待している。

 チュニジアは初戦のスウェーデン戦で1―5と大敗。この日の日本戦で敗れれば、決勝トーナメント進出は厳しくなる。初戦後にラムシ監督を電撃解任してルナール新監督を招へいし、立て直しを図っている。

 チュニジア紙「ラ・プレス」は「チュニジア代表チームがW杯などで苦境に陥ったのは今回が初めてではない。過去の大会を彷彿とさせる低調なスタートはラムシ監督の就任後に回復しつつあったイメージを打ち砕くものとなったが、私たちはルナール新監督がこの憂うつな状況を変え、数日のうちにこの風土病を治してくれるのを待っている」と報じた。

 ルナール新監督は前回のカタールW杯でサウジアラビアを率いてアルゼンチンを撃破した。「ルナールは当然ながら前任者と差別化を図るため、前任者の政策をすべて踏襲することはできないだろう。そして、スウェーデン戦での初黒星を忘れるためには、よりまとまりがあり、守備が堅固な新たなスターティングイレブンを見つける必要がある。もちろん、先発メンバーは刷新され、より攻撃的なゲームプランを選択するだろう。しかし、そのためには、エネルギーと闘志を見出す必要がある」と分析した。

 その上で「日本との試合は、何よりもまずタフな男たちの試合であり、罪悪感を抱え、名誉を挽回し、許しを得たいと願う選手たちの試合だ。この試合は必ず成功させなければならない。まず第一に、アフリカ出身のチームメイトが自分たちよりもはるかに優れたパフォーマンスを見せているのを目の当たりにしてきた選手たちの尊厳を取り戻すためだ」ときっぱり。チュニジアにとってプライドをかけた一戦となりそうだ。