サッカー元日本代表GKの川口能活氏が17日までに配信されたABCラジオのポッドキャスト番組「本並健治と那須大亮のGKの言い分」にゲスト出演。北中米W杯を戦う森保ジャパンについて語った。

 川口氏はW杯4大会、歴代最多116試合に出場したレジェンドだ。日本がグループリーグを勝ち抜き、高みを目指すための〝心得〟を聞かれた同氏は「チームの団結力は大前提。あとは試合に出ていない人の準備だと思う。ゲームの流れを変えるサブ(メンバー)のコンディションが重要になってくる」と語った。

 森保ジャパンにはDF長友佑都(39)やDF吉田麻也(37)らベテランも招集された。川口氏はベテランならでは役割について「経験があるから余裕がある。若い選手たちは多少の気負いがある。経験者は若かった時の自分を思い出しながら、的確なアドバイスができて、落ち着きを与えられる」と指摘した。

 同じGKの本並健司氏からは「長友、必要やと思う?」と直球質問も。

 これに川口氏は「賛否両論あるとは思うんですけど、今の日本代表はフェーズが変わってきている。プレーしているレベルが(違う)。W杯レベルの強度の試合を彼らは日常で行っている。試合に勝つためにベストを尽くせるメンバー。なので、もしかしたら僕が代表の時よりもそういう人たち(ベテラン)の力を借りなくても強さを発揮できるかもしれない」とコメント。

 ただし、長友に関しては「ベテランとして落ち着きも与えられるけど、プレーでも力になれる。ベテランだから呼ばれればいいではなく、代表レベルでプレーできる。(壮行試合の)アイスランド戦では1回ミスがありましたけど、気にせずにそのあと躍動している。それほど(周りと)遜色ないレベルを感じた。パッションもある」と強調した。

25年前…スーパーセーブを連発した川口(2001年4月)
25年前…スーパーセーブを連発した川口(2001年4月)

 所属先のFC東京では控えに回ることもあるが、川口氏いわく「本人に聞いたら『もっとやってくれよ』と。そうしないと自分が奮い立たないと(言っていた)。そういう選手がひとりいると、周りが奮い立つ」。その上で「長友は必要だと思う」と断言した。