夫と性交した女性の盗撮動画を他人に提供し、性的映像記録提供や詐欺未遂などの罪に問われている妻の小野晴香被告と内縁関係にある小野凛被告の初公判が4日、東京地裁で行われ、2人は起訴内容を認めた。
起訴状などによると、2人は晴香被告の夫である小野洋平被告と共謀。洋平被告が「パパ活」で知り合った女性と性交する様子を盗撮し、動画サイトに投稿して収益を得たとされる。
さらに、晴香被告はこの女性に対して「不貞行為によって夫婦関係が破綻した」といいがかりをつけ、慰謝料名目で300万円をだまし取ろうとした詐欺未遂の罪にも問われている。
裁判長から起訴内容について「間違いはありますか」と問われると晴香被告は「いいえ、間違いありません」、凛被告は「ないです」と答えた。
検察側の冒頭陳述では、3人が役割分担して〝逆美人局〟の手口が明らかになった。3人は被害女性が「既婚者と知らなかった」と主張することを見越し、洋平被告に結婚指輪をはめさせた写真を撮影し、計画的に準備を進めていた。
捜査関係者によると、逮捕時、3人は都内のマンションで「一夫多妻」生活を送っていた。事件が発覚したきっかけは、別の10代女性への監禁事件。洋平被告はこの女性に首輪をつけて「お前は犬だ」などと言って監禁。女性が隙を見て逃げ出し、警察署に駆け込んだことで事件が明るみに出た。
「自宅からは複数の動画が押収されており、余罪もありそうです。洋平被告は『頂きおじさん』を自称しており、パパ活女性からお金を取るための独自のマニュアルを作成していたとみられる」(捜査関係者)
この日、出廷した晴香被告は大きなマスクで顔を隠し、メガネをかけ地味な印象。一方の凛被告は晴香被告と対照的に、派手な顔立ちであどけなさが残っていた。裁判中、2人は視線を交わすことは一度もなかった。
検察側が読み上げた供述調書の中で、被害女性は「私の人生をめちゃくちゃにした犯人グループにはできる限りの厳しい処罰を求めます。1日でも長く刑務所にいてほしい」と厳罰を求めた。
「パパ活マニュアル」と共に一夫多妻生活の内情が明らかになるか。











