サッカー日本代表DF冨安健洋(アヤックス)が2年ぶりに代表復帰し、コンディションの好調ぶりを示した。

 北中米W杯(6月11日開幕)に臨む日本代表は31日、壮行試合アイスランド戦(MUFG国立)を1―0で勝利。冨安は3バックの右サイドでスタメン出場し、交代する後半38分までピッチでプレーした。前半41分には自陣右サイドに前進するFWブリンヨルフル・ウィルムソン(フローニンゲン)に素早く反応し、体を入れて阻止。体を張って献身的にプレーした。さらに、前半のアディショナルタイムには前方にいたMF中村敬斗(スタッドランス)からのパスに右足で合わせ、ボレーシュートを放つ場面もあった。

 右ヒザの大ケガから長い年月を経て代表の舞台に復帰した冨安は、試合後に長いブランクも「長くプレーすることに関しては(不安は)特に。しっかりずっと練習もできていたので、そこの積み上げはあるかなと思っていた」と代表での〝ブランク不安説〟を一蹴した。
 一方で、W杯に向けてはまだ課題も感じており「攻撃で、もう少し律(堂安)とかタケ(久保)とかのところをシンプルに使うとか。彼らはクオリティーがある選手なので、もっと気持ちよくプレーさせることができればよかった」と振り返った。

 冨安は前回の2022年カタール大会の1次リーグスペイン戦では後半から途中出場し、2―1でスペイン撃破に貢献。決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦では、延長戦でも1―1で決着がつかずPK戦で日本は敗れたものの、冨安はフル出場して強豪相手に最少失点で抑えた。守備の要として、再び戻ってきた冨安は「日本代表としてプレーする責任はある。ただ思い出作りに来ているわけではないので、自分のできる限りのパフォーマンスを出すことにフォーカスしていく」と次なる舞台を見据えた。