もはや何でもありだ――。オリオールズの救援右腕、アンソニー・ヌニェス投手(24)が見せた仰天行動が海外メディアで大きく取り上げられている。

 11日(日本時間12日)に本拠地で行われたヤンキース戦では、1点リードの9回から登板して無失点。チームの3―2の勝利に貢献するとともに今季2セーブ目をマークした。ただ、ヌニェスが前日10日(同11日)のアスレチックス戦で取った行動が、一夜明けても各国のメディアを騒然とさせている。8回から登板し、得点を許さずに1点のリードを守り切ると、マウンドからベンチに下がる際に中継カメラの一つに目線を合わせ「It’s a boy!(男の子だよ!)」と口元を動かした。

 複数の報道によると、ヌニェスがメッセージを送ったカメラは地元放送局の「MASN」。兄弟夫婦のダニーとマケイラ・デルガド夫妻は第3子を妊娠中で、当日は母の日を祝うため、夫婦とともにテレビで観戦していた両親にサプライズを届けようと考えたのだという。

 米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「プロスポーツ界で赤ちゃんの性別発表は珍しい」としつつも「試合中に性別を明かしたパフォーマンスはなかなかマネできない」と報道。英国の大手紙「The Sun」(電子版)も「あるMLBのスター選手が、生放送のテレビ番組で家族に関する非常に重要なニュースを発表し、『性別発表』という概念を全く新しい次元に引き上げた」と報じるなど、米国内にとどまらない衝撃となって広がっている。

 日本球界では考えられない出来事が起きるMLBにあっても、試合中に電波を〝ジャック〟して家族にプレゼントを届ける手法はあまりにも斬新だったようだ。