ボクシングの試合で、選手が大勢の観客から襲われる騒動が発生し物議を醸している。

 英国メディア「デーリー・メール」などによると、騒動が発生したのはトルコでの一戦。UBO(ユニバーサル・ボクシング・オーガニゼーション)世界ライトヘビー級王座戦で、地元トルコのエミルハン・カルカンがセルゲイ・ゴロホフ(ロシア)と対戦した。

 第3ラウンド、ロシア選手が地元のカルカンをパンチで倒し、勝利を確信して大声で喜んだ。レフェリーがカルカンの状態をチェックしている最中に、喜ぶゴロホフはトルコ側のセコンドにあいさつを試み拒否されると、両陣営がもみ合いに。しまいには観客もなだれ込み、リングは人で埋め尽くされての乱闘になった。中にはプラスチックのイスをゴロホフに投げつける者も現れた。

 会場では冷静になるようにアナウンスがされたが効果なし。結局試合は結果を待たず、中止を余儀なくされた。当局は現在、この事件の調査を開始しているという。ゴロホフはロシアメディア「スポーツ」に対し「地元の人々は私たちが大喜びしていることを好まず、70人に襲われた。彼らは脚や手、イスで私たちを殴った」とコメント。後味の悪い試合となった。