元K―1世界3階級制覇王者の武尊(34)が1日、都内で引退会見に臨んだ。
武尊は先月29日のONE有明大会で〝破壊神〟ことロッタン・ジットムアンノン(28=タイ)を相手に現役最後の試合に臨み、計4度のダウンを奪って5ラウンド(R)TKO勝利。昨年1RKOで敗れた宿敵を撃破してみせた。
引退会見で武尊は「先日の4月29日の試合を持ちまして、僕は現役を引退することを決定しました」とあいさつ。「いつも試合日の夜は寝られないけど、今回は長くて。アドレナリンが出る量が過去一だったんじゃないかなと。相手がロッタン選手でああいう試合でもあったので、アドレナリンが収まらず寝れていないです」と明かした。
改めてロッタンとの激闘については「前回1Rで倒されて、過去にもないぐらい(パンチを)効かされて。本当に何回も失神させられる夢とか、過去一の緊張感というか恐怖は感じていた。前回があったからこそ毎日練習を頑張れたし、当日の集中力だった。1Rから最後まで必死で、倒した瞬間も必死過ぎてすぐに受け入れられなかった」と振り返った。
その上で「最後の相手を務めてくれて感謝しかない。契約のことでいろいろ大変なこともあっただろうし。僕が前回KO負けしていて、一回KO勝ちしている選手と戦うのは向こうにメリットがないと思うし。それでも最後の相手を引き受けてくれたのは感謝しかない。ありがとうという言葉しかない」と対戦相手への思いを語った。
また、今月28日に後楽園ホールで開催されるキックボクシングフェス.2「GOAT」で、引退セレモニーと引退10カウントゴングが行われることも発表された。












