国民民主党の榛葉賀津也幹事長は10日、国会内で会見。中東情勢不安によるエネルギー価格の高騰に対応するため、市政府が予備費をほぼ使い切った現状について補正予算を組むべきとの考えを示した。
政府は先月24日、ガソリン補助に予備費8000億円支出することを閣議決定。これに加えて高市首相は10日、石油の国家備蓄(約20日分)を5月上旬にも追加放出を行うと表明した。
米国とイランは停戦合意したもの、石油輸送の要衝であるホルムズ海峡航行の正常化はいまだ見通しが立っていない。
榛葉氏は「石油は多分足りているんでしょうが、国民の中にある不安ですね、ちょっとしたことであちこちで根詰まりが始まっています。多方面からですね、石油関連商品や農業などのですね、A重油や軽油、そういったものにSOSが出ている、医療現場もそうですね」と所感を述べた。
不安を解消する施策を取るべきだとし、「予算は(衆参で)通過しましたが、あの予算はイラン紛争前の予算、そのままでホルムズ海峡がこうなる(封鎖中)前の予算。補正(予算)を組むべきだと思います」と説明した。
「このままだと予備費が2兆円で全部使うわけには当然行きませんから、政府のいまの試算ですと、ガソリンなどの燃料だけで月5000億円と言ってますから、これに電気代などを加えると数か月で予備費がなくなります。きちっと補正予算を組む必要があると思います」
韓国では節電や省エネが呼びかけられている一方で、高市首相は必要な石油量は確保できているとして節約姿勢に慎重な姿勢を崩さない。
受け止めを問われた榛葉氏は「節約要請が始まると、これ経済が相当シュリンク(縮小)したり、萎縮しますよね。行動制限や経済がシュリンクする前に、安心あるパッケージをしっかり政府に出していただきたい」と要望。「先日のコメの高騰もそれに近いですよね。農林水産省は『コメがある』と言っても、現場に届かない。この根詰まりがどこで起こっているのか。命や生活にかかわる問題ですから、それぞれしっかりやってほしいと思います」と私見を述べた。












