新日本プロレス4日の両国大会でIWGPタッグ王者の「ノックアウト・ブラザーズ(K.O.B)」ことYuto―Ice(29)、OSKAR(27)組がTMDKのザック・セイバーJr.(38)、大岩陵平(27)組を下し、V5に成功した。

 K.O.Bは今年1月の大田区大会でザック、大岩組を下してV2に成功。この日は再挑戦を受けて立った。大岩と対峙したIceは、互いに一歩も譲らぬ激闘を展開。古傷のある左ヒジへの集中攻撃をくらったIceは、テーピングを外し、あえてコーナーポストに左手を打ち付ける覚悟の行動を見せた。

 両軍入り乱れる攻防は続いたが、OSKARとの合体技K.O.Bはザックのカットを受けて不発。リング上は再びIceと大岩との一騎打ちとなった。Iceは大岩のTHE GRIPにヒザを合わせるも、スーパースープレックスで投げ飛ばされピンチに。しかし、渾身のAMBITION(正拳突き)を発射し逆転に成功。最後はCruella(低空シングルドロップキック)で大岩の顔面を蹴り抜いて、3カウントを奪った。

 マイクを握ったIceは「やっぱよ、大嫌いやったヤツを潰すのは気分がいいな」とニヤリ。「レスラー、客、スタッフが喜怒哀楽、生の感情をさらし出して共有できる。そこにファンのお前らが金を払う。金になるプロのケンカ。これが俺のプロレスだ」と胸を張っていた。

毘沙門、HENARE&オーカーンから挑戦要求されるK.O.B
毘沙門、HENARE&オーカーンから挑戦要求されるK.O.B

 その後、Iceは次期挑戦者として後藤洋央紀&YOSHI―HASHIのタッグ「毘沙門」を逆指名。しかし、リングに上がってきたのはユナイテッド・エンパイアのグレート―O―カーン&HENAREだった。遅れて毘沙門も登場しリング上で3チームがにらみ合う。後藤は「お前らとは俺たちが先にやってやるぜ。よく聞け、一番すげえのは毘沙門なんだよ」と次期挑戦者決定戦を予告。

 Iceは「俺とOSKARは逃げも隠れもしない。お前らが納得する形で挑戦しに来い」と呼びかけていた。