新日本プロレス4日の両国大会で、米国・AEWのウィル・オスプレイ(32)が約2年2か月ぶりに古巣マット帰還を果たした。
オスプレイは2016年3月から新日本に参戦し、IWGP世界ヘビー級王座を獲得するなど最強外国人選手として活躍。2024年2月11日大阪大会を最後に、米国・AEWに主戦場に移した。昨年7月から首のヘルニアで長期欠場していたが、今年3月に復帰を果たしている。
「日本復帰戦」と銘打たれたこの日の大会では、「ユナイテッド・エンパイア(UE)」のグレート―O―カーン&HENAREと組んで、上村優也&タイチ&エル・デスペラードと6人タッグ戦で対戦。入場曲に合わせた特大の「オスプレイ」コールで出迎えられ、持ち前の華麗な動きで観衆を魅了した。
さらにオスプレイの復帰戦を大々的に宣伝した団体に苦言をタイチとは、激しい打撃戦を展開。ハンドスプリング式のスクリューキックを決めると、オーカーン&HENAREとの連係からヒッピーチェリオ(スワンダイブ式エルボーアタック)を発射。しかし、ヒドゥンブレードは回避され、デンジャラスバックドロップで反撃を許す。ジャンピングハイキック、高度な切り返し合戦から、ショートレンジラリアートを浴びてしまう。
それでもブラックメフィストを逃れると、両チーム入り乱れての攻防からオスカッターで再逆転。最後はヒドゥンブレードからのストームブレイカーで粘るタイチを振り切った。
決着後もデスペラードと上村に暴行を振るうHENAREとオーカーンにはためらいの表情を浮かべたオスプレイだが、バックステージでは笑顔。「本当にありがとう。とてもよい故郷への帰還だ。世界一好きな会場で、俺のいくつかのベストバウトの舞台となった両国相撲ホールというのもうれしい」と喜んだ。
2年ぶりの共闘となったオーカーン&HENAREとのコンビネーションもまったくさびついてはいなかった。オスプレイは「6年前、俺たちは特別なものを作り出した。2年間同じコーナーに立っていなかったとしても、今でもこの世界で一番冷酷な軍団だと分かって良かった。どうだ? トリオとしていい仕事をしたってことで、ベルトを狙いに行こうと思うんだ」と提案。NEVER無差別級6人タッグ王座(現王者はボルチン・オレッグ&後藤洋央紀&YOSHI―HASHI)に照準を合わせていた。












