W杯で4度の優勝を誇るイタリアは欧州予選プレーオフA組決勝(31日=1日)でボスニア・ヘルツェゴビナに1―1から突入したPK戦の末に敗れて、3大会ぶりの本大会出場権を獲得できなかった。

 英メディア「BBC」は「イタリアサッカーはなぜ苦戦しているのか」とし、欧州サッカーの専門家ジュリアン・ローレンス氏が「アカデミーは十分な選手の数、あるいはトップチームでプレーできるレベルの選手を輩出できていない。彼らの資金の使い方は期待するようなものではない」と指摘したという。

 その理由について、同メディアは「デロイトが発表した世界収益上位クラブランキングでイタリアのビッグクラブはトップ10に入っていない。プレミアリーグは放映権料の恩恵を受けており、他の欧州リーグも多額の資金を集めるが、イタリアのクラブはスタジアムの近代化にも失敗しており、商業収入に影響を与えている」とし「それが将来への投資を阻害している」と伝えた。

 同メディアによると、イタリア1部ユベントスなどで活躍した元同国代表のエースFWアレッサンドロ・デルピエロ氏(50)も欧州プレーオフ決勝を前に「問題点? スタジアムだ。それを改善するにはピッチ外でのパフォーマンスを向上させる必要があることはわかっている。ユース育成システムもそうだ」と嘆いていたという。

 同メディアは「イタリアが国際舞台でかつての地位を取り戻すには解決すべき課題が山積しているように感じられる」と記した。かつて「カテナチオ」と呼ばれる堅守で世界を制した強国が再び大舞台に復帰できる日は来るだろうか。