北中米W杯欧州予選プレーオフB組決勝(31日=日本時間1日)、本大会で日本代表が入る1次リーグF組の最後の1枠はスウェーデンに決まった。同国はポーランドを3―2で下し2大会ぶり12度目となる出場権を獲得。決勝点を決めたFWビクトル・ギェケレシュ(アーセナル)ら強力ストライカーを擁する実力国だけに森保ジャパンは「死の組」に入ったといえそうだ。

 北欧の実力国が激戦を制した。かつてブライトン(イングランド)で日本代表MF三笘薫を指導したグレアム・ポッター監督率いるスウェーデンは前半を2―1とリードで折り返すも劣勢の展開が続く中、後半10分に同点弾を許すと、終了間際の43分にギェケレシュが勝ち越し弾をマーク。そのまま逃げ切りFWロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)を擁する難敵を撃破した。

 スウェーデンは欧州予選で2分け4敗の未勝利で最下位ながら欧州ネーションズリーグの成績でプレーオフに進出。準決勝ウクライナ戦でハットトリックを決めたギェケレシュは厳しいマークに苦しんだものの、チームを救う貴重な決勝弾を叩き込み、負傷離脱中で4月に復帰予定のエースFWアレクサンドル・イサク(リバプール)不在の穴を埋めた。

 英メディア「BBC」は「最終的にギェケレシュが決勝ゴールを決めて栄光の瞬間へとつながり、ストックホルムは歓喜に包まれた。この勝利はスウェーデンが4年前、予選プレーオフでポーランドに敗れた雪辱を果たしたことも意味する」と伝えていた。

 スウェーデンはW杯1次リーグF組第3戦で日本代表と対戦する。この試合を中継した「DAZN」で解説を務めた元日本代表FW佐藤寿人氏は「いいタレントがいる中でポッター監督体制でいろいろな部分を積み上げるということを考えるとかなり不気味な相手」とし「ボールを持てる選手もいるし、ギェケレシュという点を取れる、起点になれる選手がいる」と警戒していた。