フィギュアスケート世界選手権(チェコ・プラハ)女子フリーが27日(日本時間28)に行われ、今季限りで引退する坂本花織(25=シスメックス)が今季世界最高となる合計238・28点をマークし、2年ぶり4度目の優勝を果たした。その見事な有終Vが、世界中で大きな反響を呼んでいる。

 国際的なフィギュアスケート専門メディア「ゴールデンスケート」は、坂本が会見で「GOAT(史上最高)と呼ばれることについて」問われた場面を報道。「そういう良い言葉をつけてくれるのは、ありがたいしうれしいけど、そう言われると照れくさいし、むずがゆい。私はただやるべきことをやってきただけだよというのを言いたい。私の中でレジェンドというのは、伊藤みどりさんとか、荒川(静香)さんとか、(浅田)真央ちゃんとか、そういう人たちを思い浮かべる。なかなかそこに自分の名前を連ねる勇気はないです」と答えた。

 坂本らしい返答は世界で話題になっており、ロシアメディア「ソブスポーツ」が「坂本花織は伝説と呼ばれるのは照れくさい、私はただ自分の仕事をしているだけですと語った」、エジプトメディア「タワサルニュース」は「坂本選手は『GOAT』と呼ばれることへの感謝の気持ちを表明しつつも、その称号に対して誇りと恥ずかしさが入り混じった複雑な心境を語った」などと伝えている。

 数々の実績と世界を魅了し続けた坂本は「GOAT」の評価がぴったりだ。