米国・AEWの「AEW COLLISION」が28日(日本時間29日)に放送され、AEWインターナショナル王者のオカダ・カズチカ(38)がケビン・ナイト(29)の挑戦を退け防衛に成功した。

 オカダは昨年末に行われたコンチネンタル・クラシック公式戦でナイトに敗れる不覚。直近のPPV「AEWレボリューション」(15日、ロサンゼルス)ではカイル・フレッチャー&マーク・デイビスと保持していたAEW世界トリオ王座の防衛戦に臨み、ナイト&ミスティコ&マイク・ベイリーに敗れベルトを失っていた。

 虎の子のインターナショナル王座の防衛戦を迎えたオカダは、この日も相性の悪いナイトに苦戦を強いられた。レインメーカーを切り返されてスパイクDDTを浴びると、ショートレンジラリアート連発からのレインメーカーも回避される。場外に転落させられてスワンダイブ式のフライングラリアート、さらにリング上でも同技で追撃されるなど窮地の連続だ。

ケビン・ナイト(右)から水平チョップを見舞われるオカダ・カズチカ©All Elite Wrestling
ケビン・ナイト(右)から水平チョップを見舞われるオカダ・カズチカ©All Elite Wrestling

 コーナー上の攻防から飛び付き式フランケンシュタイナー、さらにはコーナーtoコーナーまで決められたものの、UFOスプラッシュは膝で迎撃し決定打を許さない。勝利への執念を燃やすナイトに丸め技を連発され再び劣勢となったオカダは、前方回転エビ固めを潰してエビ固めに押さえ込む。近くのロープを掴む反則まがいの押さえ込みだったが、レフェリーはこれに気付かずに3カウントを数えたため、薄氷の逆転勝利となった。

 会場のファンからの抗議の声も何のその、ダーティーテクニックを駆使してベルトを死守したオカダは不敵な笑みを浮かべながら退場。〝天敵〟の対峙に成功し満足げな様子だった。