J1川崎が22日、明治安田J1百年構想リーグ第8節の横浜M戦(MUFG国立)で0―5と惨敗を喫した。

 5万0275人の大観衆が詰めかけた〝神奈川ダービー〟。ホームの川崎はサポーターの大声援に応えたいところだったが、前半30分に先制点を許すと苦しい展開に。反撃を試みるも相手の堅守をこじ開けられず、逆に相手の勢いは増していき、後半8分、同17分、同27分、同33分と大量失点を喫し、歴史的な大敗となった。

 試合後、長谷部茂利監督は「流れがある時に取れないと、こういう1失点目をしてしまう。早い時間に2、3失点目…。そういう流れから、もう流れを持ってこれなかった」と敗因を語った。後半には選手を続々と入れ替えたものの「こちらも策を講じたが、あまり効果的ではなかった。逆に変えない時の方がゴール前に迫っていた気もする。ボールを取ったと思ったら相手ボールに行き、そこから失点してしまう。局面で同じようなことが、ゲームの中で裏目に出ているような試合になってしまった」と振り返った。

 DF丸山祐市も「結果の世界なのでしっかりと受け止めなければならないし、次のゲームに向けて準備をするが、正直この0―5は僕の中でもなかなかない経験だった。気持ち的にはナーバスにはなっているが、それでも進まなければいけない」と選手もショックを隠しきれなかった。

 神奈川ダービーでの大敗に今後の影響が懸念されるが、長谷部監督は「(チームが)少し良くなりかけたところで大敗した。もう一度どのように自分たちが歩んでいるのかを、上り坂に違いはないが、上がっていかなくてはいけない」とチームを見つめ直していく構えだ。