エース左腕の春が終わった。第98回選抜高等学校野球大会の第1日第1試合(19日)で昨夏王者の沖縄尚学は帝京(東京)に3―4で敗れ、1回戦で姿を消した。
先発したプロ注目の最速150キロ左腕・末吉良丞投手(3年)は「これが今のチームの現状なんだという気持ちが一番強いです」と唇をかんだ。
ピンチを背負いながらも7回まで無失点に抑える粘投。しかし1点リードの8回に味方のミスから崩れた。2つの失策と四球で一死満塁のピンチを背負うと、帝京の5番・蔦原(3年)の適時二塁打で2点を献上。末吉は「真っすぐを張ってる中で、真っすぐで勝負してしまった自分の責任。正直そこまで状態は良くはなかったですし。追い込んでから三振を取り切れなかったところがこの試合の敗因です」と反省。9三振を奪いながらも勝負どころで仕留め切れなかった自身の投球を悔やんだ。
さらに2番手でマウンドに上がった新垣(3年)も2点適時打を浴びてリードを許し、直後に2点を返したがあと一歩及ばず初戦敗退。左腕は「勝てるピッチャーは、味方のミスがあっても自分で何とか抑えられる投手。リスクの少ない形でアウトを取って抑えることが大切なんじゃないかなと思いました」と自らに言い聞かせるように語った。
最後は「チームとして力を出し切れていない部分もありましたし、守備のミスも目立っていた。そういうところを課題として受け止めて、夏に向けて頑張っていきたいです」と夏に向けて必死に前を向いた。












