五輪の魔物から得た学びとは――。カーリングの軽井沢国際選手権2日目(14日、長野・軽井沢アイスパーク)の女子予選で、北海道銀行はチーム御代田に7―2、SC軽井沢クラブには8―6で勝利。通算成績を2勝1敗とし、準決勝進出を決めた。
1月末のSun City Cup(スウェーデン)後にオフを挟んだ北海道銀行。初日(13日)は中部電力に0―9と大敗を喫したが、嫌な流れを引きずらなかった。スキップ・仁平美来は「自分たちの課題の部分であったりとか、今季新しく改革している投げであったりを一から見直した」。入念なミーティングで修正を図り、白星を引き寄せた。
発展途上のチームはオフ期間にミラノ・コルティナ五輪の準決勝以降を現地で観戦。リード・田畑百葉は「決勝でスイスのフォースの選手はすごいショットをいつも淡々と決めているけど、簡単なショットでもミスが出てしまうところを見て『やっぱりこれが五輪なんだな』と思った」と分析。4年に一度の大舞台ならではの雰囲気を肌で感じたことで「自分たちに集中してできるかがすごく大事になる」との見方を示した。
また北海道銀行と代表争いを演じたフォルティウスは、本来のパフォーマンスを発揮できずに2勝7敗で1次リーグ敗退に終わった。仁平は「フォルティウスさんは接戦をギリギリでモノにできなかった惜しい試合が続いていたと思う。クロスゲームに持っていくのも含めて、五輪の雰囲気にのまれないであったり、チームでいつも取れているコミュニケーションが取れていないとか、細かな部分で徐々に相手と差が出ちゃうという部分はあるのかなと思う」と難しさを口にした。
そこで現在はコミュニケーションや投球順など、さまざまな角度から試行錯誤を繰り返す日々を過ごしている。仁平は「五輪の怖さという部分は、今回見に行って、4年後に向けてチームとしてイメージすることはできた。私たちの最終的な目標は五輪で金メダル。どれだけ成長できるかを今大会では評価しようと決めてやっている」と見通しを語った。
15日の準決勝はミラノ・コルティナ五輪金メダルのチーム・ハッセルボリ(スウェーデン)と対戦。女王との一戦を通じ、自分たちの現在地を確かめる。












