2002年ソルトレークシティ五輪アイスダンス銀メダリストのイリヤ・アベルブフ氏が、22年北京五輪でドーピング違反の処分が下ったカミラ・ワリエワ(ロシア)の今後に太鼓判を押した。

 プロデューサー兼振付師としても活躍するアベルブフ氏は、ロシアメディア「スポーツエクスプレス」で、ワリエワが国際大会に復帰したら絶対的な女王として再び君臨すると主張した。

 まず国際大会への復帰の可能性について「すべては彼女の手に委ねられている」と前置きした上で、重鎮はこう持論を展開した。「彼女は若く、美しく、信じられないほど才能にあふれた女性だ。彼女はすべてを備えている。何よりも重要なのは、彼女のスケーティングと構成能力が非常に高いということだ」とその実力は今でも圧倒的だと強調する。

 そして「彼女が安定した3回転ジャンプのバリエーションを取り戻し、4回転ジャンプをマスターすれば、彼女は無敵になるだろう」と熱弁した。

 ワリエワは2月にドーピング違反による出場停止の処分期間が終わり、次回2030年フランス・アルプス地域で行われる五輪に向けて本格復帰。ロシアの重鎮からの太鼓判通りの実力を見せるのか、今後の滑りに注目が集まる。