GLEAT12日の新宿大会で、シャーマンの心を失った男・河上隆一(37)が、かつて徒党を組んでいた「反GLEモンスターズ」と相対した。

 河上は2024年6月に鈴木裕之社長を電流爆破バットで打ち抜いてから悪の道を走り「反GLEモンスターズ」を結成。だが、2月の後楽園大会でG―REX王者のエル・リンダマンに敗れると、悪に走ったころの記憶を喪失したとして、改心をアピールした。これを受けてこの日はエル・リンダマン、山村武寛と組み、元盟友のブラスナックルJUN、佐藤☆恵一、ロック岩崎の「反GLEモンスターズ」と対戦した。

 試合はその心中を示すように全身花柄のコスチュームで登場。だが、昨年12月のアゴの骨折での戦線離脱からこの日が復帰戦となったJUNにゴング前から襲い掛かられると、テーブルに叩きつけられたり水を吹きかけられるなどやられ放題となった。

 その後、リングに戻ってからも孤立が続き集中攻撃にさらされ、顔面を踏みつけられるなどラフ攻撃で心身にダメージを負わされる。その後、河上を押す「リーダー」コールを受けてなんとかJUNにエルボーを叩き込むなど反撃し味方とのタッチに成功した。

 その後、河上はリンダマン、山村との合体攻撃を見せるなどしたが、JUNをラリアートで1回転させるなど攻勢。だがトドメのラリアートを狙って走り込んだところでJUNにさばかれてレフェリーに激突。これでリング上が無法状態になると金的攻撃で動きを止められ、最後はコーナー最上段から飛びつつブラスナックルで頭部を殴られて3カウントを聞いた。

 試合後、大の字の河上は、JUNから「河上! なんだ。お前は生まれ変わった? 生まれ変わっても中途半端なんだよ。中途半端のレスラーだよ。つまり、お前は、ザコってことだよ」とあざ笑われる。さらに続いて現れた「ブラックジェネレーション・インターナショナル(BGI)」を率いる石田凱士からはそのコスチュームを「大阪のオバちゃん」とやゆされた。

 だが、4月8日の東京・新宿フェイス大会でBGIと反GLEの対戦が決定的になると河上は「次やるんだったら俺のこともまぜて。俺もそっちでやるから」と懇願だ。石田に難色を示されるも「石田君。君だってさ、前の団体を辞めた時、いろんな人に許してもらったんじゃないの? 次は〝許す人〟に、なれるんじゃない?」として説得に成功。最後は「今日は負けちゃったけど、リンちゃん、山村、俺どうだったかな? この俺、信頼できたかな? 俺はまだまだやるぞ。こんなもんじゃないぞ! お前らまたGLEATしにここに来いよ」とリングの真ん中で叫ぶのだった。