ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(33)は1日(日本時間2日)にアリゾナ州グレンデールでのエンゼルス戦に「3番・遊撃」でオープン戦初出場し、2打数無安打、1得点だった。

 そのベッツは試合中に地元局「スポーツネットLA」のインタビューに応じ、山本由伸投手(27)を参考にジャベリン(やり投げ)を本格的に取り入れていることを明かした。

 やり投げトレーニングは長年山本を支える柔道整復師でトレーナーの矢田修氏のもとで行われているメニューの一つで、ベッツは以前から関心を持っていたというが、「この春はより意図的に取り組んでいる」と語った。

「ヨシほど遠くには投げられないけどね。でも、始めた頃と今では昼と夜くらい違う。内野から一塁へ送るだけでも、去年とは全然違うよ」と、確かな変化を実感していると明かした。

 ベッツは特に、昨年ワールドシリーズで見せた山本の耐久性に感銘を受けたという。山本が日本へ発つ前に一緒にゴルフを回り、2年連続で安定した結果を残せた理由や、コンディションを維持するための体づくりについて質問した。

 山本からは「健康を保つのに役立ち、強いボールを投げる助けにもなる」と聞き、「だったら、やらない理由はないよね」と即決。早朝のグラウンドでジャベリンを投げる姿も確認されている。

「ヨシがあれをやって、その成果は明らか。だから僕もショートストップ版ヨシになれるかもしれないと思って」

 笑いを交えながらのインタビューだったが、練習には誰よりも真剣に向き合うことで知られるベッツ。新たな刺激を得たスーパースターの活躍次第で、やり投げトレーニングの輪がチーム内に広がる可能性もありそうだ。