WBCに初出場となる阪神・佐藤輝明内野手(26)が万全の状態で本番を迎えられそうだ。
昨季は本塁打と打点で堂々のセ・リーグ2冠王。日本代表では本職とする三塁に村上(ホワイトソックス)や岡本(ブルージェイズ)といった強力なMLB勢も控えるが、スタメン奪取へアピールを重ねている。
22日に宮崎で行われたソフトバンク戦では3打数3安打、5打点の大暴れ。阪神では不動の看板選手となっているが、侍ジャパンではチャレンジャーとして、より高いステージを目指す姿はむしろ心地よさそうだ。
そんな日の丸の背番号7は一時期、ある問題で侍スタッフたちを悩ませていた。早期のポスティング移籍を目指し、今季の契約交渉が長期化。1月下旬になっても契約書にサインできず、そのまま2月に突入すれば名目上は阪神の選手としての身分を〝失効〟してしまうところだった。
もちろん、無所属だったとしてもWBC出場に支障はない。とはいえ、関係者たちが頭を抱えたのは「こういうのってあまり前例ないですよね。彼の表記はどうすれば…」との〝呼称問題〟だった。
スタッフ間では「『佐藤輝明(26=前阪神)』ってのも変な話だし…」などとアレコレ考えを巡らせ、しまいには「もうこうなったら『佐藤輝明(26=元プロ野球選手)』とかでいいんじゃねえの?」と半ば投げやりに投げ出してしまう始末だった。
そんなこんなもありながら佐藤はキャンプイン直前の1月30日に無事にサインし、すべてが杞憂に終わった。正規の阪神所属選手として心身ともにスッキリとした状態で大舞台に臨む。












