ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー女子ハーフパイプ(HP)決勝(22日)で、中国代表・谷愛凌(アイリーン・グー、22)が2大会連続金メダルを獲得したが、この結果を巡って〝疑惑の採点〟騒動がぼっ発した。
谷は決勝2回目で94・00点をマークし首位に立つと、3回目にはさらに上回る94・75点をたたき出し金メダルに輝いた。
しかし、銅メダルだったゾイ・アトキン(英国)の採点が不当に低かったとして、英国スキー・スノーボード連盟のトップが反発した。
米メディア「ブロバイブル」は「(スノーボード競技開始後の)1週間を通じて、ハーフパイプでは審判団がジャンプの高さを重視するとのウワサが流れていた。にもかかわらず、アトキンはジャンプの高さで上回ったスキーヤーに逆転され、銅メダルに後退した。一体どういうことか?」と事の経緯を説明する。
「英国はオリンピックの採点に異議を唱えている。ビッキー・ゴスリング英国スキー・スノーボ―ド連盟会長は、自国の選手を心から祝福しつつも、競技中にアトキンが李方慧(リ・ファンフイ)を上回る高さを出したにもかかわらず、なぜ順位で下回ったのか理解できないと語る」。アトキンは今大会の採点で最も重視される傾向にあった高さで圧倒的な数値を出したにもかかわらず、なぜか点数が伸びなかったというのだ。
ゴスリング会長は「採点には疑問を感じた。最低でも銀メダルは確実だと思っていた。ゾイが達成した高さは男子選手でも苦戦するレベルだ」とアトキンは群を抜いており、銅メダルにとどまったことは不当だと糾弾。「メダル獲得は本当にうれしい。胸が詰まる思いだったか? おそらくそうだろう。彼女の技や演技内容に採点が反映されていたと思うか? 正直に言えば、おそらくノーだ」と不満をあらわにした。
アトキンのコーチ、ジョー・シュスター氏も「彼女が銅メダル以上の順位だったとしても、驚かなかっただろう。女子選手として史上最高の空中演技だ。高さが全てを決めるという説もある」と語り、採点に疑問を呈した。
今大会では日本勢がスノーボードのビッグエアやスロープスタイルでも不可解な採点が連発して物議を醸しており、最後まで議論を呼ぶ格好となっている。












