ミラノ・コルティナ五輪フリースタイルスキー女子で2個の銀メダルを獲得した中国代表・谷愛凌(アイリーン・グー、22)が衝撃的な告白をして新たに波紋を広げている。

 米国カリフォルニア州出身の谷は2019年に中国籍へ変更。2022年北京五輪は中国代表として出場し、ビッグエア(BA)とハーフパイプ(HP)で金メダル、スロープスタイル(SS)で銀メダルを獲得した。今大会はこれまでにSSとBAに出場し、それぞれ銀メダルを獲得している。

 その谷は、米メディア「ジ・アスレチック」で、スタンフォード大在学中(現在は休学中)に数々の被害にあったことを告白。「路上で暴行を受けました。そして警察が呼ばれた」「殺害の脅迫も受けました。寮では強盗に入られました」と被害の衝撃的な内容を明かしている。

美貌も話題の谷愛凌(ロイター)
美貌も話題の谷愛凌(ロイター)

 谷の告白に、米メディアも続々と反応。「ニューヨーク・ポスト」は「米国出身のフリースタイルスキー選手、アイリーン・グーは、2019年に母親の母国である中国を代表して五輪に出場するという物議を醸した決断をめぐって、スタンフォード大のキャンパス内で身体的暴行を受け、強盗に遭い、殺害の脅迫も受けたと語った」と報道。

「SFGATE」は「サンフランシスコ生まれの五輪スター、アイリーン・グーがスタンフォード大学で暴行・強盗被害に遭ったと主張」と報じた上で、大学に取材。広報担当者が「スタンフォード大学、コミュニティーの全ての構成員の安全と幸福を最優先事項としています」とコメントしたことを記す一方で「グーの主張について直接言及することはなかった」としている。

 今大会の谷は自身のSNSで競技日程に対する批判を展開して物議を醸すと、メディアの「金メダルを逃した」との質問に「ばかげている」と反論するなど、競技外の言動が大きな話題となっている。今回の告白で、さらに注目を集めることになりそうだ。