ミラノ・コルティナ五輪の閉幕前記者会見が22日、ミラノ市内で行われ、日本選手団の伊東秀仁団長が〝誹謗中傷問題〟に言及した。

 今大会の日本は金メダル5個、銀メダル7個、銅メダル12個で、冬季五輪では過去最多の24個を獲得。特にスノーボード勢の躍進が目立ち、同種目のみで金メダル4個を含む計9個のメダルを手にした。

 躍進の要因について、伊東団長は「(2018年)平昌大会、(22年)北京大会からベテランの選手たちと、今回勢いのある若い選手たちが一つの目標に向かって、うまくかみ合ったと思う。そして五輪をたくさん経験しているベテランの選手たちが、若い選手を引っ張ってくれたのも感じている」と挙げた。

 また今大会は日本選手団を誹謗中傷から守るため、特別チームを設置。ミラノと東京にスタッフを配置し、24時間態勢でSNSのコメント欄などの投稿を監視した。

 特別チームによると、先月18日の結団式から今月21日まで、ポジティブな内容とネガティブな内容を含め、計24万5493件のコメントを確認。そのうち削除申請したのは1919件で、実際に削除が確認できたのは371件だったという。

 伊東団長は「これだけ連日、選手たちが活躍してきたおかげで、ポジティブな応援する声がすごい多くなった。逆にそれがかなりの部分になることによって、誹謗中傷の数が減っていく傾向が見られた」と説明した。