ミラノ・コルティナ五輪で発生した〝メダル問題〟が、さらなる広がりを見せている。

 アルペンスキー女子滑降で、ブリージー・ジョンソン(米国)が金メダルを獲得。金メダルを首から下げたジョンソンが喜んで飛びはねると、リボンとの接合部分が外れて、メダルを落とすハプニングが起きた。フィギュアスケート団体で金メダルを獲得したアリサ・リュウ(米国)も、SNSでリボンからメダルが外れたことを報告している。

 フランス紙「パリジャン」(電子版)は「台なしだ…なぜ数選手のメダルがすでに壊れているのか?」と題する記事を掲載。「メダル授与式のわずか数時間後、すでに少なくとも4人の選手が、貴重なメダルに関して問題に直面している」と報じた。

金メダルがリボンから外れたフィギュア団体のアリサ・リュウ(ロイター)
金メダルがリボンから外れたフィギュア団体のアリサ・リュウ(ロイター)

 同記事では「デジャブ感だ。2024年にパリで開催された前回の夏季五輪と同様に、今回の冬季五輪で表彰台に上った選手の何人かは、すでにメダルに関する問題に直面している」と記述。パリ大会では選手からメダルの劣化などの報告が相次いだが、今回もメダルを巡る問題が起きていることを伝えた。

 その上で、記事ではジョンソンやリュウの事例を紹介。その上で「ドイツのバイアスロン選手、ユストゥス・ストレローにも同様のアクシデントが起きた。日曜日(8日)の夜、チームメートとダンス中に混合(24キロ)リレーの銅メダルが首から外れてしまったのだ。ドイツのテレビ局が報じた映像によると、ストレロウはメダルをストラップに付け直そうとしたが、うまくいかなかった」と報じた。

 さらには「日曜日のクロスカントリー(男子20キロ複合)で銀メダルを獲得したフランス人、マティス・デロジュのメダルも壊れてしまった。フランスチームのサポートトラックの中で2位を祝っていたところ、メダルの留め具が壊れてしまったのだ」と破損が相次いでいることを伝えている。