J2藤枝の新監督に就任した槙野智章氏(38)が注目を集めている。

 2018年ロシアW杯に出場するなど国際Aマッチで通算38試合に出場した元日本代表DFは、Jリーグでも活躍した人気選手だった。22年に神戸で現役を退くと、その後は神奈川県社会人リーグの品川CCで3年間の指導者経験を積んだ。

 藤枝は8日のJ3岐阜との明治安田J2・J3百年構想リーグ開幕戦で0―2と黒星発進。槙野監督はJクラブでの初采配で完敗を喫したが、イレブンはその指導法をどう受け止めているのか。

選手たちに大声で指示を出す槙野監督
選手たちに大声で指示を出す槙野監督

 東京Vや長崎などさまざまなチームでプレー経験のあるMF梶川諒太は「いろいろな監督の下で経験させてもらった中でも、一番選手との距離感が近い」。自らプレーで示すコート場での距離の近さや「サッカーのことだけでなく、いろいろなことを気軽に話せる雰囲気をつくってくれている」と対話もしやすいという。

 GK北村海チディは監督と選手の間にとどまらず、選手間でも「普段からコミュニケーションをとるように結構言われた。練習中に起きた現象を流さず意見をぶつけ、建設的にコミュニケーションが取れている回数が去年に比べて多い」と明かす。

 さらに練習や試合中に良いプレーが出ると、監督から「ブラボー!」の声が飛ぶという。「品川時代から(本人公式の)Youtubeでも見ていて、そこでもかなり言っているイメージがあった。今でも、とにかくポジティブな声かけをよくしてくれる」。新指揮官のもたらす新しい風とともに飛躍なるか。