明治安田J1百年構想リーグ第1節(7日、味スタなど)、FC東京は昨年のJ1王者・鹿島に1―1のまま突入したPK戦(5―4)に勝利して勝ち点2を獲得した。

 0―0の前半41分、鹿島MF三竿健斗の一発退場で数的有利となり、同44分にMF遠藤渓太が先制点を決めた。しかし、前半アディショナルタイムに鹿島DFキム・テヒョンのゴールで追いつかれてしまう。

 後半は圧倒的に試合を支配しながら、得点を奪えず1―1で90分を終えた。特別大会の規定により、PK戦に突入すると、GKキム・スンギュが、鹿島4人目のMF小池龍太のキックをセーブ。最後は5人目のMF佐藤龍之介(19)が冷静に真ん中へ決めて勝利を手にした。

 その佐藤は1―1の後半18分に投入され、ミドルシュートなど積極的にゴールを狙っていくなど、見せ場をつくった。PK戦については「自分次第なので自分を信じて仲間がつないでくれたので自信を持って蹴れた。甘いコースにいったら入らないので真ん中に蹴った」と振り返った。

 一方、数的有利を生かせず90分での勝利をつかめなかっただけに「得点を取りたかったので悔しい思いもある」と反省点を挙げる。スタンドのサポーターに向けては「待たせてすみません。今年頑張ります」と声を張り上げた。

 下部組織育ちの佐藤は昨年、J1岡山で武者修行。今年はその成果をFC東京で存分に発揮する。