衆院選は8日にいよいよ投開票を迎える。
報道各社による終盤の情勢調査では、自民党は公示前の198議席から大きく上積みし、単独過半数となる233議席を上回る勢い。日本維新の会と合わせ、300議席をうかがう。一方、公示前に167議席だった中道改革連合は半減するおそれがあり、明暗が分かれた格好だ。
6日、中道の野田佳彦共同代表は、東京5区に立候補した手塚仁雄氏の応援に駆け付けた。
野田氏はマイクを握ると「(高市早苗首相は)議論を飛ばしている(欠席している)。円安ホクホク? 何を言ってるんですか。円安で苦しむのは国民。物価高対策をやったって、円安だと物価高どんどん進んでいくだけじゃないですか」と〝口撃〟が止まらなかった。
議論を飛ばすとは、高市氏がNHK「日曜討論」を欠席したこと、円安ホクホクとは、外為特会(外国為替資金特別会計)による円安のメリットを高市氏が説明した際の発言だ。永田町関係者の話。
「選挙期間中のスキャンダル報道や問題発言で一気に流れが変わることがありますが、高市さんへのダメージは限定的。週刊文春が報じた高市さんと旧統一教会との関係性もあまり話題になっていません。それだけ高市人気にかき消されているということでしょう」
むしろ中道は結党したばかりだけに、終盤になってもまごついている。
立憲民主党系のある候補者は「今回が新党として初めての国政選挙だから、旧公明党が支援するといっても十分と言えるのか、足りないのかがわからない。票もどれだけ入るか見通せないし」と困惑。党からの指示についても「特になくて、それぞれの現場で頑張れという感じ。まだできたばかりの党なので、それぞれ事情が異なる現場にトップダウンで指示ができないんじゃないかな」とも語った。
野田氏は3日に発表した緊急メッセージで「まだ生まれたばかりのヨチヨチ歩きの新党」と表現したが、果たしてどうなるのか。












