全球種で〝全盛期〟の輝きを――。広島で2年連続の開幕投手を目指す森下暢仁投手(28)が、宮崎・日南キャンプでプロ7年目にして初めて初日から2日連続のブルペン入り。順調な調整ぶりを披露した。
今キャンプでは10日から予定される紅白戦で、外国人選手を除く全投手に登板が義務づけられ、早めの調整が求められる一方、森下はブルペン入りのたびに自分を高める取り組みも行っている。初日に投じたのは立ち投げで約20球、捕手に座ってもらった状態で7球。直球が中心だったが、この日は直球とカーブ、カットボールなどの変化球も交えて28球を投げ込んだ。
球数こそ控えめながら「どんなフォームで投げているのか、確認したかった」と、自身が立ったマウンドの後方にビデオカメラを設置。初日は直球、この日は変化球の時に投球フォームのバランスや、重心移動の際の頭の位置などを細かくチェックし「まだまだ、もう少しかなというところもある」と、理想と現実のギャップを埋める作業に没頭している。
理由はもちろん、自身が目指す理想に近づくためだ。その一つが持ち球のすべてを「勝負球」となるレベルにまで引き上げること。昨季は防御率2・48ながら6勝14敗で、チームの大黒柱として思うような働きを見せられなかった。
それだけに「本当はどの球種も、元々は勝負球にもできていた。だから、そこももう一度考えて。また、そこを目指してやりたいなと思っています」と燃えている。
「キャリアハイ」を公言する今季にかける思いは例年以上。「(キャンプは)まだ始まったばかり。いい感覚で投げられるように準備していきたい」とシーズン開幕を念頭に細部にまでこだわりながら鍛錬を積む。












