27日に公示となった衆院選(2月8日投開票)で、自民党の高市早苗首相が27日、東京・JR秋葉原駅前で第一声を行った。連立を組む日本維新の会の吉村洋文代表、藤田文武共同代表も同じ選挙カーの上に立った。
マイクを握った高市氏は「私は32歳で初当選しました。奈良県の田舎のサラリーマン家庭で育ちました。地盤も看板もありません。『いきなり国政に出るのは無理や』と言われた。でも私にはどうしても作りたい日本の姿があった」と振り返った。
責任ある積極財政を主張。成長分野への投資を訴えた。「日中関係を心配している方も多いと思います。私も外務大臣らも海外の首脳と会うときに何に取り組んでいるか。力を合わせて特定の国に頼らないサプライチェーンを作ろうと話し合いを進めています」と話した。
特にレアアースの確保が課題だ。高市氏は東京から南東に約2000キロ離れた南鳥島の名前を挙げた。「6000メートルの地下にあるレアアースは大変な量です。これを引き上げて精錬する。国内で調達するプロジェクトをアメリカにも投資してと。長きにわたってレアアースに困らない状態を作れる」と意気込んだ。
秋葉原という場所を意識したのか、「漫画、アニメ、ゲーム、映画、音楽とコンテンツがあります。海外の首脳と話した時に立ち話で始まるのが、うちの孫が日本のゲームにハマっているとか自分がハマっているとかそんな話で始まる。可能性はもっともっとある。だからこれも成長戦略17分野に入れました」とアニメなどコンテンツ産業にも触れた。
また、国旗損壊罪にも言及。「日本国旗を損壊してもまったく音沙汰なしは変じゃないですか。外国の国旗を汚したら私たちは2年の拘禁刑を受けるかもしれない。でも、日本の国旗はどう扱ってもいいはおかしい」と同罪の導入に意欲を示した。
最後に、衆院選の勝敗ラインを与党過半数と明言。「過半数を取れなかったら内閣総理大臣を辞めると申し上げた。なんとしても過半数を取らせてください」と集まった聴衆に呼び掛けた。












