第一関門をクリアだ。卓球の全日本選手権4日目(23日、東京体育館)、ジュニアの部女子シングルス決勝が行われ、張本美和(17=木下グループ)が小塩悠菜(JOCエリートアカデミー)を3―1で下して4連覇。五輪3大会連続メダルの石川佳純さん以来の快挙となった。

 世界を知る次世代エースの貫禄を示した。第2ゲームは10―12で落とすも「正直自信はあった。落ち着いてやれば大丈夫」と気持ちを切り替えた。第3、4ゲームをきっちり奪い「優勝できてうれしい」と声を弾ませた。

 今大会は一般の部女子シングルスにも出場。ジュニアの部終了後には一般の部の5、6回戦で勝利を収め、8強入りを決めた。「体力面は結構自信があったけど正直疲れた。全日本前はランニングをするけど、いつもよりきついなと思った。ちょっと1年、年齢を重ねて感じた」と苦笑いしたが、強い信念を持ってコートに立っている。

 張本の目標はジュニアの部と一般の部で頂点に立った上で、29日に開幕する全日本選手権ダブルスの部(愛知・スカイホール豊田)の女子ダブルスと混合ダブルスも制することだ。ある卓球関係者は「張本選手は4冠を狙っている。全日本選手権は全部勝つつもり」と明かした。

 一般の部は2年連続で準優勝。悔しさを力に変え、目標達成へ弾みをつけることはできるか。