U―23アジアカップ(サウジアラビア)決勝(24日=日本時間25日)の〝日中決戦〟を前に、23日に両チームが会見に出席した。

 アジアレベルの国際大会で日本と中国による頂上決戦が実現するのは、2004年のA代表によるアジアカップ(日本が勝利)以来22年ぶり。長年低迷が続いている中国サッカー界が復活の兆しを見せたことで、大きな関心事となっている。

 公式会見に出席した中国のアントニオ監督は「とても興奮している。明日の試合は私たちにとって歴史的な試合だ。厳しい試合になることは分かっているが、決勝まで勝ち進んだ。大きな夢を抱いてこの試合に臨む」と力を込めた。

 自身が体調を崩している様子について報道陣から問われると「年をとったということだよ。もう50日近くトレーニングと試合を続けてきた。24時間休みなく考え、努力し続けてきた。決して楽なことではない」とこの一戦にささげてきた道のりの険しさを強調した。

 そして、相手の日本については「日本チームはアジアだけでなく、世界のサッカー界でも非常に強いチームだ。それが現実だ。日本代表はスペイン、ブラジル、ドイツといった世界トップクラスのチームに勝利してきた。日本サッカー協会はスペインのムルシアに合宿所を設けている。私もスペインにいた頃は、日本代表の練習をよく見に行っていた。どの年代の大会でも、日本チームはヨーロッパの強豪チームに勝利してきた」と日本の壁の高さを冷静に分析する。

 それでも日本撃破という野望を隠さない。「明日は全力を尽くす。23人の戦士が明日も戦い抜く。現実と理想のギャップは認識しているが、サッカーの魅力は時として特別な出来事が起こることだ。そして明日は、特別な何かを起こすことができる」と予告した。

 いよいよ決戦ムードが高まってきた。