立憲民主党の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表は15日、国会内で会談し〝新党〟を結成することで合意した。

 これに先立ち立憲は党両院議員総会を開き、公明党との新党結党案を了承し、野田氏に対応を一任した。公明党も斉藤氏に対応を一任する党内手続きを終え、電撃会談が実現した。

 高市早苗首相は来週23日に召集予定の通常国会で衆議院を解散する方針を示している。これを受けて立憲、公明両党は衆議院で170人規模の新党を結成することで、保守色が濃い高市政権に対抗する〝中道勢力〟で衆院選にチャレンジする狙いがあるという。

 今後、立憲、公明両党の衆院議員は、それぞれ離党し新党に参加する手続きを行う。

 終了後、野田氏は報道陣の取材に「ともに新党を作って戦っていこうと合意ができました。中道勢力を政治のど真ん中に位置づけられるチャンスだ。勇ましい言葉ではなく、国民生活に根ざした暮らしを底上げするような現実的な政策を打ち出していきます」と強調した。

 公明党は昨年10月、長年にわたって連立を組んだ自民党が裏金問題に対する対応が不十分だとして離党。今回、野田氏からの連携の呼びかけに応えた格好となった。

 斉藤氏は「政治の右傾化がみられるなかで、中道の勢力を結集することが重要です。国民民主党や自民党の中道理念、保守中道ということを一緒に話し合ってきた議員たちにも、粘り強く訴え続けていきたいです。今回の衆院選で中道のかたまりを大きくすることが日本の政治に取っていかに大切かということを訴えていきます」と意気込みを語った。

 衆院選の向けた選挙協力は比例代表で立憲、公明両党の候補者を同じ名簿に乗せる「統一名簿方式」。その際に気になる新党名はすでに「中道改革」「中道連合」「改革」など複数のプランが浮上しており、来週中までに決まる見通しだという。