高市早苗首相は14日夕方に首相官邸で自民党の鈴木俊一幹事長、日本維新の会・吉村洋文代表、藤田文武共同代表と会談し、来週23日に召集される通常国会の早期に衆院を解散する意向を伝達した。
自民党関係者などによると、高市首相が通常国会を前に衆議院を解散し勝負に出る背景については「支持率の高いうちに自身の経済政策、外交などで有権者に信を問い、政権基盤の強化が狙いだろう」と指摘する声が上がった。
鈴木氏は高市首相との会談後、報道陣の取材に対して「高市首相は自分の考えをしっかり国民に伝えたいということで、来週19日に記者会見を行う」と述べ、ここで解散の動機や選挙のスケジュールが正式に表明される見通しだという。
野党側は「なぜ解散か理解できない。理不尽だ」(立憲民主党・安住淳幹事長)、「一番の懸念は新年度予算の年度内成立が極めて難しくなることで、経済対策、物価高対策が遅れてしまう」(国民民主党・玉木雄一郎代表)と反発している。
自民党はこの日、党独自の全選挙区調査を行った結果、「現在の199議席から250議席を超える数字がはじき出されている」(同党議員)といわれる。しかし、選挙を控える同党議員は取材に対して「わが党の獲得議席は235議席程度ではないだろうか。立憲は下げても100議席は取れると見ておいたほういい。公明党、参政党への対策はまだ聞いていない状況。〝高市人気〟だけで本当に大勝できるのか…」と不安の声を上げた。












