日本共産党の小池晃書記局長は14日、国会内で会見。高市早苗首相がこの日夕方、首相官邸で与党幹部らに対し、23日に召集される通常国会の冒頭で衆議院の解散を行うと伝達したことに言及した。

 会談には自民党の鈴木俊一幹事長、日本維新の会・吉村洋文代表、藤田文武共同代表が出席して行われたという。

 小池氏の会見は高市首相と与党幹部たちの会談中だったが、冒頭で「そこで解散の意向を伝達しているのではないかと。『伝達した』という前提でお話しするしかないかなと思いますが、〝行き詰まり解散〟〝疑惑隠し解散〟だと言わざるを得ないと思います」と切り出した。

「そもそも1月の9日に一部のメディアに〝解散〟ということを流して以来、高市首相はだんまりを決め込んで今日まで来た。国民に対して説明することを今日もやらないのではないかなと。いまの時点では、そういう動きがないわけですね。解散は総理の専権事項だと言うんですけど、決してそうではない、憲法上もないわけでありまして、7条解散は違憲ではないかと指摘もあるわけですけども、専権事項だと言って主権者をそっちのけにして解散権をもてあそぶという態度は許されない」

 高市首相はなぜこのタイミングで伝家の宝刀を抜いて勝負に出たのか。

「結局、(政権運営に)行き詰まっているからだと思うんですね。『物価高政策が最優先だ』と言っておきながら、それをそっちのけにする。外交日程もお構いなし(選挙を)にやる。党利党略を通り越して高市首相の〝個利個略〟だと言われても仕方がない」

 高い支持率に支えながらも高市首相が「行き詰まっている」と指摘した点については「物価高対策は打つ手がない。日中関係を展望することもできないと、いまの政権の実態だと思います」と語った。